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竿燈まつり

竿燈まつり_f0081443_17554490.jpg きのうから始まった秋田市の「竿燈まつり」は、きょうから千秋公園中土橋で妙技会(昼竿燈)が行われています。市内の繁華街にある事務所の前も、朝から軽快なお囃子を響かせた車が行き交い、天気も回復したことから、一気にお祭りムードが高まってきました。

 (写真・妙技会には大若団体戦規定に110チーム、同自由に45チーム。個人戦には103人、竿燈囃子に53チームなどがエントリーしており、あすまで予選会が行われます。決勝は6日。時間は各日とも、午前10時から午後3時30分頃まで。県民会館前で撮影)

 普段は人通りも少なくなり閑散としている広小路ですが、きょうは大型観光バスや道行く人も多く、久々の賑わいでした。ただ、駅前から歩いてきたお客さんによると、「ビルと歩道だけで、休む場所がない」「冷たいものでも飲める所を教えてください」と聞かれるなど、駅とアゴラ広場、祭り会場以外が静かなのが気になりました。

竿燈まつり_f0081443_18262462.jpg アトリオンでは県産品のフェアが開かれていて、県外のお客さんが目立ちます。ここでは玄関前で呼び込みに懸命な「なまはげ」が人気者で、記念写真に引っ張りだこ。立ちっぱなしで大声を張り上げていたためか、「予想以上に激務?な仕事だ」と、アルバイトの学生さんも疲労気味でした。(写真・アトリオンの仲小路口)

 このところ続いているガソリンなどの燃料費の高騰と、地震の風評被害で落ち込みが懸念される今年の旅行業界。祭りや食文化、豊かな自然環境など誇れる資源に恵まれている秋田県にとって、観光産業はさらなる振興を図ることが必要な分野だけに、今が正念場です。「おもてなし」の心を肝に銘じ、頑張りましょう。

 間もなく午後7時。竿燈大通りには過去最多の255本の竿燈が入場してきます。折角ですから、熱気あふれる竿燈の妙技を堪能して、羽後町の自宅に帰ることにしましょう。

by shouichiro_sato | 2008-08-04 18:51 | 産業振興 | Comments(0)  

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