ホッケー、女子チームが大健闘

　東北中学生ホッケー選手権大会は２日目。予選リーグを終えて、いよいよ午後からは全国大会出場権をかけた決勝トーナメントが始まりました。男子は予選Ａ・Ｂ各ブロックの上位２校となった沼宮内（岩手）、棚倉（福島）、築館（宮城）、一方井（岩手）が順当にベスト４入りして、全国への切符を獲得。予選リーグで２勝２敗だった秋田県第一代表の羽後は一方井に敗れ、あすの５位決定トーナメントで、最後の出場枠に挑戦することになりました。

　一方、女子の秋田県代表は、（部員不足で単独参加できなかった）羽後町内の高瀬中と羽後中の合同チーム。予選リーグを２勝２敗で終えて、決勝トーナメントでは棚倉と対戦。試合は高瀬・羽後が押し気味に展開するもののなかなか得点に結びつかず前半は０－０。しかし後半に待望の先取点を挙げた高瀬・羽後が、堅守で相手の攻撃をしのぎ「１－０」で勝ってベスト４進出。沼宮内、一方井、川西第二（山形）とともに、悲願だった全国大会出場を決めました。


　（写真・決勝トーナメントで勝って全国大会出場が決まり、猪本ゆかり監督を囲んで喜ぶ高瀬羽後チーム。羽後町多目的運動広場の人工芝コートで）


　《　速報・インターハイで羽後高が初戦突破　》

　埼玉県で開かれている全国高校総合体育大会（インターハイ）は、きょうから飯能市でホッケー競技が始まりました。激戦区の東北地区予選を突破して、「初出場で初優勝」を目指している羽後高校女子チームは、午後２時１５分から美杉台公園多目的グランドで１回戦に出場。関東地区代表の今市高校（栃木）と対戦し、「２－１」で勝ってあすの２回戦出場を決めました。

　あすは午後から、駿河台大学ホッケー場で関西地区代表の強豪、立命館高校（京都）と対戦します。「頑張れ、羽後高校ホッケーチーム」。