「由利本荘市・にかほ市」がヒートアップ
2008年 07月 27日
本荘高校野球部のメンバーは、県大会の5試合を一人で投げ抜いたエースの池田投手(象潟中出身)を始め、ほとんどの選手が由利本荘市とにかほ市の出身者ですから、盛り上がるのも当然です。きょうの午後、秋田空港から大阪に向かった本荘高ナイン。ノーシードから勝ち上がり、一試合ごとに逞しくなってきた勢いで、本荘高校悲願の(県勢としても久々の)甲子園での勝利を願っています。
そして、開催中の全県少年野球大会では矢島中学校の快進撃が続いています。23年ぶりに県大会出場の矢島はチームカラーを赤色に変え、25日の初戦で大館東(大館市)に4-2で勝利。きのうは昨年の覇者・稲川中(湯沢市)に1-0で競り勝ち「ベスト8」入り。きょうの準々決勝では西仙北東中(大仙市)に8-5で勝ち、明日の準決勝に駒を進めました。
実は25日の夜、矢島中ナインとは秋田市のホテルが一緒でした。翌朝、朝食を終えたレストランで佐藤征市郎監督が、「きょうの試合にも勝ってこのホテルへ戻ってくる予定だから、出発する時には『行ってきます』と挨拶していこう」と選手に話していましたが、その後も「ただ今帰りました」、「行ってきます」の元気な声がフロントに響いていたことでしょう。
社会人に高校生、そして中学生の大活躍が続き、夏本番の暑い日とともに由利本荘市とにかほ市の市民も熱くなってきました。あす八橋球場で行われる準決勝は、午前10時からきょうまでの3試合を全て完封勝ちしてきた羽城中(潟上市)と、投手陣の層が厚い大曲南(大仙市)。矢島中は正午から、初戦を逆転サヨナラで勝ち、きょうも潟西中(男鹿市)に大勝して波に乗る藤里中(藤里町)と対戦します。ABS秋田放送のラジオ中継もありますから、楽しみですね。
by shouichiro_sato | 2008-07-27 21:17 | スポーツ | Comments(0)