真夏日
2008年 07月 21日
私は知人の誘いもあって、正午前から「土崎港曳山(ひきやま)まつり」を見学してきました。途中、秋田港入口の国道7号交差点では、高校野球の応援に向かう大館鳳鳴高校の大応援団、20台以上のバスに遭遇し、午後1時から行われる決勝戦の行方も気になりましたが、国指定重要無形民俗文化財に指定されている曳山まつりとはどういうまつりなのか?。事前に観覧席(無料)の整理券を手配していただきましたし、(初めての体験でしたので)改修された土崎神明社や屋台通りを散策し、夕方までにしっかり見させてもらいました。

それに続いて、御幸曳山(神輿の後に運行する曳山のこと)が穀保町から新国道を横断して本町通りにやってきます。「ジョイサ、ジョイサ」の掛け声も勇ましく、軽快な土崎港囃子のリズムに乗って大きな山車が、車輪をきしませて迫ってきます。戦国時代の出来事を表した迫力ある武者人形と、世相を風刺した「見返し」。元気いっぱいの子ども達や若者達に圧倒されました。そして、山車が止まると「演芸」担当者による手踊りが披露されます。これがまた、情緒たっぷりで、まつりの雰囲気をさらに盛り上げていました。

日陰でジッとしているだけでも汗がにじみ出てくる暑い時間でしたが、まつりに参加している皆さんはその暑さを楽しんで?いるようで、こっちが元気をもらってきました。ここ3年は雨が降っていたそうですから、4年ぶりに最高のコンデション、良かったですね。
ところで同時刻の県営こまち球場では、ともにノーシード校だった「本荘高」対「大館鳳鳴高」の決勝戦です。結果は2時間40分に及ぶ大熱戦の末、10-5で本荘が2年ぶり4度目の甲子園出場を決めました。4点を先制した本荘を大館鳳鳴が追い上げる展開で、4回が終わって4-2。5回表、きのうの明桜高校との準決勝で勝ち越しの安打を放った本荘・5番の土田選手が左翼スタンドに3ランホームランを打つなど、本荘はこの回に4点。しかし鳳鳴もその裏に3点を返すなど、両チームの必死の攻防に、こまち球場もヒートアップした模様です。
ブログを投稿しているこの時間、土崎の本町通りは「戻曳山(もどりひきやま)」が運行され、祭りも最高潮だろうと思います。また、本荘も大館も、活躍した高校球児の話題で盛り上がっていることでしょう。県内各地で真夏日に燃えた一日、皆さんはどのように過ごされましたか。
by shouichiro_sato | 2008-07-21 21:26 | 今日の出来事 | Comments(0)