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お粗末

 4日付・秋田魁新報夕刊の続きです。一面のコラム「杉」には、秋田県を代表する野球場である「こまち球場」(秋田市向浜)の施設や運営のあり方について、総点検を求める主張がありました。

 先月の28、29日に開かれたプロ野球セリーグ、「ヤクルト-阪神」の2連戦は大いに盛り上がったものの、その陰で関係者をヤキモキさせた出来事があったといいます。ダックアウトとブルペンを結ぶ電話機を主催者から要請されていたのに、「失念してしまった」。貯水タンクの水が減り、2階のトイレの水が出なかった・・・・・等々、施設管理者の姿勢が疑われます。

 そういえば、4日に閉会した秋田県議会の予算特別委員会では、今春に東京・品川駅前にオープンした秋田県のアンテナショップについての質疑がありました。多額の県費投入や入居する事業者の選定手順など、オープン前から何かと話題(問題)になった同店の売上げが目標を大きく下回っていること。さらには、「あきた美彩館・ダイニングはな小町では、県産品の取り扱いが少ないのではないか」という疑問の声が、県議から上がっていました。

 県当局の答弁によると、「レストランで使う塗りばしは、県内産は高いので福井県小浜市特産の若狭塗りばしだった。売っている県産の一次産品も、コメとジュンサイ、トンブリの3品だけだった」とか。なんともお粗末なアンテナショップです。寺田知事も「アンテナショップがどういう位置づけなのか、理解したうえで営業していない。秋田のこだわりを徹底するように指示した」と述べていますから、呆れてしまいました。「秋田の産品を売り出そう」と真剣に取り組んでいるのか、心配です。とかく役所仕事は本来の目標を忘れてしまい、施設が完成すればテープカットを行って事業の目的が達成したようになりがちですが、成果が問われるのはそれからなのですから、真面目に仕事をしてください。

 県内経済の疲弊に苦しむ民間からすると、給与もボーナスも「夢のような額」を手にしている県庁の皆さんには、県民の立場で県民に役立つ仕事(世話活動)に徹するよう、今一度、肝に銘じてほしいものです。

by shouichiro_sato | 2008-07-05 22:40 | 秋田県 | Comments(1)  

Commented by 秋田が好き at 2008-07-07 21:54 x
本当にその通りだと思います。よく書いてくださいました。
秋田には稲川特産の川連漆器があるというのに、福井県の塗り箸とは・・・私も新聞を読んで呆れました。県内産が高いからといって、他県のものを購入して秋田県のアンテナショップに置くとはどういう神経なのか・・・全然アンテナショップの意味がわかっていないように思います。秋田の地場産業を少しでも盛り上げようとする気持ちが全く感じられません。予算を節約しようとするコスト意識は非常に素晴らしいですが、見当はずれなのではないかと思います。
もし、これで県内産に買い換えたとしたら、それこそ○○買いの銭失いです。

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