県議会中継
2008年 06月 24日

しかしながら、パソコンで傍聴した感想としては、(正直なところ)「いまひとつ、活気がない」印象をもってしまいました。議員の質問に対して当局側がそつなく答弁しようとするためか、事前に提出された質問要旨に周到な答弁が用意され、結局はその原稿を知事も担当部長も、教育長も県警本部長も棒読みしているようにしか見えなかったからです。羽後町の議会では当局側に様々な資料はあっても、答弁原稿などありませんでしたから、常に執行部は緊張していたものですが、県議会の本会議はそうした緊張感、迫力がありません。
さらに、議員の再質問や再々質問があると当局は右往左往し、寺田知事の答弁はますます焦点がぼけ、意味不明?。傍聴者ですら納得できない思いに駆られるのに、制限時間で終了することが多過ぎます。会議運営のルールがあるとはいえ、(せっかく生中継されているのですから)議員の皆さんも焦点を絞り、双方に気迫のこもった質疑を期待したいと思います。
ところで、議員と県当局が「原稿無し」で活発に質疑を交わすといわれている予算特別委員会の総括質疑が、7月2日に初めてインターネットで中継されるとのこと。県議会での議論の様子がさらに公開されることになり、楽しみが増えました。過去の一般質問や本会議の模様も録画中継の映像を見ることができますし、こうした県議会の情報公開、大歓迎です。
by shouichiro_sato | 2008-06-24 21:40 | 秋田県 | Comments(0)