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大地震、その後・・・

 岩手・宮城内陸地震から3日目。駒の湯温泉の倒壊現場からは1人の遺体が発見されました。しかし、各地で土砂崩れなどに巻き込まれたと思われる12人は、いまだに行方不明です。

 救助活動とあわせて本格的な専門家による調査も始まり、今回の地震の瞬間的な揺れの大きさを示す最大加速度が4022ガルを記録し、日本国内で観測されたものとしては過去最大であったこと。荒砥沢ダム付近(栗原市)で起きた地滑りは土砂流出量が約6千万立方メートル(東京ドーム48個分)で、国内最大級に達していたことも明らかになりました。かつて、新潟県の山間部を襲った中越地震と同じように、今回の地震も山村特有の生活基盤を破壊するなど、時間が経つにつれて被害が拡大しています。亡くなられた皆様のご冥福を祈るとともに、被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。

 被災現場の地理的な条件などからして警察や消防、自衛隊等の災害救助の専門家でなければ活動できないもどかしさもあるでしょうが、被災者の救済のためには今後の生活支援などについても出来るだけ速やかに対応されるよう、望んでおります。こうした緊急時にこそ、住民に頼られているのが公共機関であることを肝に銘じて、頑張ってください。

 ところで、2005年4月に栗原郡の全10町村が合併して誕生した栗原市とは、私も県境を越えた交流が続いています。宮城国体でホッケー会場となった旧築館町と旧一迫町には、今でもホッケーを通じてお世話になっていますし、試合で遠征した秋田県の選手も、栗駒山麓の温泉旅館には何度も宿泊していました。また、地元の活動家やグループに誘われて、廃止が決まっていた「くりはら田園鉄道」の車内で地域おこし講演会の講師を務め、農家民宿で夜を徹して語り合ったこともありました。私の出会った多くの皆さんも被災されているようで、心配です。いつも利用している国道398号や342号は、いずれも土砂の崩落や橋の崩壊で寸断され、(被害の大きさからして)復旧の目途は立たない模様とか・・・・・・。


 < 事務所安全祈願祭 >

大地震、その後・・・_f0081443_2344767.jpg  きょう午前11時から、秋田市南通り亀の町1-10 プレイタウンビル2階に開設した「佐藤正一郎後援会秋田連絡所」、並びに7月1日に移転してくる「秋田、これでいい会?」事務所の安全祈願祭を行いました。今月初めからオープンしている新しい活動拠点ですが、何かと災害や事故の多い昨今ですので、これからの大事な時期に悔いのない活動ができるようにしたいとの願いから、事務所関係者で安全を祈願しました。 (写真・祭司は「秋田、これでいい会?」世話人の舘岡昇さん。中央は同会会長の山村巌さんです)

 尚、きょう午後から「秋田、これでいい会?」の電話とファックス番号が次の通りに変わりました。今までの番号に掛けられた場合は新しい番号を自動案内しています。特に、新番号は私の携帯電話にに直接つながるホットラインです。

 直通電話  018-827-4101      ファックス  018-827-4102

by shouichiro_sato | 2008-06-16 22:58 | 今日の出来事 | Comments(0)  

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