「ホッケー」をメジャースポーツに
2008年 06月 05日
「県内では地元の羽後高校のほか、男鹿海洋、由利工業にホッケー部がある。卒業後、地元に就職してホッケーを続けたい選手もいるので、県協会は(社会人チームの)選手だけではなく、幅広く支援してほしい。県民体育大会などでは、勝敗よりも県内の愛好者が交流できるようなゲームを期待したい」
「(少子化で学級減となり)高校でも選手の確保が難しい時代になってきた。底辺を拡大するには、小中学校からホッケーに親しんでもらうことが重要だ。国体を開催した岩手や宮城県では、国体後にそうした取り組みを行い、今では全国大会で優勝するなどの活躍をしている」
「まずは(子ども達も一般の経験者も)ゲーム感覚で交流するなど、県内でも唯一の人工芝コートを活用して、ホッケーの楽しさを普及しよう」
「国体で競技力向上のために招聘した選手が、秋田が好きになり定住したいと言っている。就職などのことで協会も力を貸してほしい」等など・・。
国体を一過性のものにせず、「さらにホッケーの普及に努めたい」という熱意があふれていた総会でした。少子化や人口減少が続く中で、(メジャーでない?)ホッケー競技を普及していくには課題も多いのですが、オリンピックで日本代表の女子チーム「さくらJAPAN」が活躍するなど、スピード感あるホッケーの魅力が拡がりつつあります。秋田県内では唯一の専用コートをもつ地域として、これを活かしてホッケー愛好者を増やしていきたいと思った総会でした。
尚、7日(土)午前10時30分から、県高校総体のホッケー競技が羽後町を会場に行われ、いよいよ今シーズンのホッケー競技が始まります。
by shouichiro_sato | 2008-06-05 22:00 | スポーツ | Comments(0)