イオンがコメ生産
2008年 05月 19日
イオンは他の地域でも4、5ヶ所の専用水田を確保し、順次生産量を拡大するようです。独自ブランドの特別栽培米を2008年全体で10,000トン、40億円を販売する計画で、10年産は25,000トン、100億円に増やす方針とか。将来は中国などの海外店舗での販売も視野に入れている模様です。

現在のコメ政策では企業の農業参入に規制があるほか、生産調整に参加しなければ補助金の対象になりません。「たねっこ」の場合はこうした課題をどのように克服しているのか。生産過剰で価格の低迷が続いている国内市場に対して、将来の国際市場はコメ不足による価格高騰が見込まれているだけに、流通企業の生産現場への進出は拡大しそうです。
by shouichiro_sato | 2008-05-19 21:55 | 産業振興 | Comments(0)