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知事選まで1年

 寺田典城・秋田県知事の任期満了(来年4月19日)まで一年を切り、新聞各紙は次期知事選に向けた県内政党や団体などの動向を報じています。

 秋田魁新報によると、県議会で単独過半数を占める自民党は、「知事の座を奪還するため、勝てる候補が必要だ」として、5月には津谷永光・県連会長を委員長とする検討委員会を発足させ、8月から10月をめどに候補者を選ぶ方針を確認しています。一方、民主・社民両党と連合秋田の非自民非共産勢力は、共闘の枠組みを維持した上で寺田知事に代わる候補を支援する構えで、具体的な検討はこれから。しかし、党派を超えて自民との候補一本化の可能性も否定していない・・・とか。

 現時点で次期知事選に出馬する意思を表明しているのは私だけですが、同紙は「自民県連内では前回の佐藤氏支持を、独自候補の擁立ができなかった中での『苦しい選択』ととらえ、再び支援することには消極的な声が多く聞かれる。佐藤氏は支持基盤の再構築を迫られているのが実情だ」と分析しています。

 私は3年前と同様のスタンスで各政党とも幅広く意見交換したいと思いますし、労働組合や農業関係団体、商工団体など様々な組織にも協力を要請していきます。前回は出馬表明が2月上旬で、自民党の支持が決まったのが告示2週間前の3月中旬でしたから、各団体などは現職支持の態度を決めていました。故に、皆さんとの意見交換や政策協議がほとんどできないままに立候補。今回はその反省を踏まえ、これから積極的に臨んでいきたいと考えています。

知事選まで1年_f0081443_21514594.jpg 魁新報の企画記事(写真)では、各界代表が考える「望ましい知事像」も紹介されていました。
 
 それによると「県民を説得でき、国や県外経済界との交渉力も持っている強い人物(佐竹敬久・県市長会会長)」 「産業振興で大胆な施策を打ち出す人物(斎藤正寧・県町村会長)」 「企業誘致に不断の努力をし、地元企業が全国レベルで戦えるよう支援してくれる人(渡邉靖彦・県商工会議所連合会長)」 「人口減が進む中でも、秋田をこう変えたいという夢を示してくれる人がいい(米澤實・県中小企業団体中央会長)」 「集落営農をどう支援していくか。コメ以外の作物も積極的に作れるような対策、補助を打ち出してほしい(渋川喜一・JA秋田中央会長)」 「雇用を含めた経済の活性化が最重要課題。次の知事にはこの閉塞感の打破を求めたい(工藤雅志・連合秋田会長)」・・・・・・・・・・。

 過去の知事選で自民党が進めた候補者選びの基本は「誰なら勝てるか」。それに対して、県民が求めているものは「リーダーシップと政策の実現」。告示まであと10ヶ月余、いよいよこれからは候補者選びの議論が活発化してきます。私は、恐れず怯まず、果敢に行動していきますので、皆さんも「元気な秋田を創造する」運動にご協力ください。

by shouichiro_sato | 2008-04-28 22:57 | 秋田県 | Comments(0)  

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