秋田―ソウル・国際定期便
2008年 04月 17日

既に報道されているように、日本の地方都市と韓国を結ぶ定期便の内、秋田空港を発着する便の搭乗率が最低とか。運行している大韓航空では昨年に同路線の廃止を検討したものの、秋田県当局の要請もあって、今秋までは運行することになりました。ただ、その後については平均搭乗率70パーセントを維持できなければ、定期便の廃止は必至の状況にあるといわれています。
そうした厳しい実情を受け、秋田ソウル便利用促進協議会(会長・寺田秋田県知事)では、搭乗率アップを目指して様々な取り組みを始めています。その一つが、自治宝くじの収益配分金を財源として市町村の振興に寄与している財団法人「秋田県市町村振興協会」(会長・佐竹秋田市長)が、韓国を訪問する県民に旅行表示価格から2万円を減額する支援策です。(写真・2万円を助成する特別企画のパンフレット)
この支援を受けるには、秋田ソウル便利用促進協議会が企画する募集型企画旅行に参加すること。助成期間は9月末まで、助成人数の上限は延べ1,000人。各設定日や視察・体験・交流コースの最小催行人員は10名以上です。例えば、お気軽にソウルを満喫できる2泊3日のコースで、旅行代金は66,000円~95,000円。気ままにソウルを味わう3泊4日では、72,000円~120,000円。料金の差は利用するホテルのグレードによりますが、いずれの場合もその料金に20,000円の助成が受けられるのですから、ビックチャンスです。
聞くところによると、県立高校の修学旅行なども含めて、きょう現在で600人を超える申し込みがあるようです。羽後町国際交流協会でもこの特別企画を利用して、文化・芸術交流を進めたいと考えています。皆さんにも是非、秋田県唯一の国際定期便を存続するため、韓国訪問のプランを企画していただきたいと思います。
by shouichiro_sato | 2008-04-17 23:10 | 秋田県 | Comments(0)