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ガソリン値下げ

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 3月31日。年度が替わる前夜のテレビ各社のニュースは、揮発油税などの「暫定税率・期限切れ」がトップです。(写真・NHKニュース7 ) あす4月1日からは暫定税率が廃止されて従前の税率に戻るため、ガソリンが1ℓ当り25円、軽油で同17円、値下がりすることになりました。(ただし、ガソリンは3月31日まで仕入れたものには既に課税されているため、実際に値下がりする日は、業者・スタンドによって違いがあります)

 暫定税率が廃止されれば、国の歳入は2兆6000億円の減収となり、すでに予算を決めている地方自治体への影響も避けられません。こうした事態を受け、福田首相は記者会見やテレビ番組で、「政治のツケを国民に回すことになり、心からお詫びする」としながらも、歳入欠陥を最小限に抑えるために暫定税率維持を盛り込んだ税制改正法案を、4月末に衆議院で再議決する方針を示唆しています。いったん下がったガソリンを、再び値上げすることについて国民の理解が得られるのか・・・・。これがこの後の最も重要な課題です。

 一方、民主党は「ガソリンの再値上げを国民は支持しない」として、衆議院で再議決となれば参議院に問責決議案の提出もあると牽制し、小沢代表もきょうの講演で「5、6月の解散・総選挙の可能性が出てくる」と述べています。早期の解散に追い込みたい民主党と、できるだけ先延ばししたい自・公連立政権。ガソリンの値段が下がった後の1ヶ月の間、国民生活にどういう影響が出てくるのか。過去に前例のない「25円ものガソリン値下げ」は、これからの政権運営や国会審議のありかた、議員の皆さんの政治活動にとっても大きな試練となりそうです。

 ところで、私にとっての3月31日は3年前に秋田県知事選挙が告示され、立候補した日。それまでの私の人生を大きく変えた記念日?です。それから早くも3年経過しましたが、「元気な秋田を創りたい」という初心を忘れたことはなく、これからも頑張っていきたいと思っております。

by shouichiro_sato | 2008-03-31 22:40 | 国政・時事 | Comments(0)  

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