どうして?
2008年 03月 26日
23日(日)の白昼には茨城県土浦市のJR荒川沖駅周辺で、19日に同市の72歳の男性が殺された事件で指名手配中の容疑者(24歳)が、無差別に8人を殺傷する事件を起こしたばかり。この容疑者は「駅に着いてから7、8人殺そうと思った」と供述しているほか、事前に凶器を準備して自分が卒業した小学校を襲撃する計画があったこと。自分の妹を殺害することも考えていたことなど、異常な殺人願望があったことが明らかになっています。これまた、背筋が冷たくなってくる話です。
18歳の少年は中学校時代にいじめにあったことがあるものの、「高校在学中はトラブルもなく、おとなしい子だった」。一方、24歳の青年は今年1月にコンビニのバイトを辞めてからは外出することも少なく、自宅でゲームをして過ごしていたとか。殺戮ゲームに没頭しており、上手くいかないと周囲に当り散らすことも。その彼も、高校時代は「目立たない、真面目なグループだった」といいます。
それにしても、「誰でもいいから、人を殺したい」という気持はどこから出てくるのでしょう。人間社会ですから、怨恨や欲望から起きる事件は無くならないかも知れません。しかし、まったく自分勝手な動機で他人を巻き込み、被害を及ぼす事案が多くなっていることが、心配です。
どうして?青春真っ只中の彼らにこういう事件が続くのか。私も二人の容疑者と同世代の子供がいる親として、看過できない出来事です。
by shouichiro_sato | 2008-03-26 21:51 | 社会・話題 | Comments(0)