「町議選」告示
2008年 03月 18日
任期満了による羽後町議会議員選挙がきょう告示され、16人の定員に対して現職14人と新人3人の、合わせて17人が立候補。予想通りに「一人落ち」、かつてない少数激戦の選挙戦が始まりました。投・開票日は23日です。3月17日現在の羽後町の有権者は1万5219人です。 (写真・午前中には全候補者のポスターが町内の掲示場に貼られました。)
特に今回の町議選は、定員を20人から4人減らし、16人にしてから初めての選挙です。過去の町議選を見ると、平成16年は定員20人に24人が立候補し、最高得票は784票、最下位当選は482票。平成12年は定員22人に27人が立候補して、最高得票は674票、最下位当選は451票。平成8年には定員24人に31人が立候補するという大激戦で、最高得票は631票で最下位当選は415票でした。羽後町ではこのところ、選挙の度に定数削減が行われているために当選ラインが上昇し、毎回、「まさか?」と思われる候補者が落選の憂き目を見ています。候補者の皆さんにはくれぐれも油断することなく、頑張ってもらいたいものです。
町議選は町民にとって最も身近な選挙であり、地域や職域の代表を選ぶ傾向にありますが、候補者の皆さんにはこの機会に、「農林業の振興や雇用確保」「少子化時代の子育て支援と教育・福祉の充実」「魅力あるまちづくり」など、町のかかえる課題について自らの主張を積極的に訴えてほしいものです。
それにしても、今週いっぱいは天気も良好のようで、何よりです。日が暮れてからも数人の候補者の選挙カーが我家の前を通過しました。澄み切った空気の山村で、山々に木霊して遠くまで響く選挙カーの連呼を聞きながら、何となく気持が昂るひと時でした。
by shouichiro_sato | 2008-03-18 20:17 | 羽後町 | Comments(0)