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国政報告会

 衆議院議員・自民党国会対策副委員長の御法川信英代議士の国政報告会が、きょう大曲市と湯沢市で行われました。ゲストには元自民党幹事長の武部勤・衆議院議員が来秋し、歯に衣をきせない独特の弁舌と政界の裏話に、会場は爆笑の連続。さすがに当時の小泉純一郎・自民党総裁が選んだ幹事長です。郵政解散・総選挙で造反組に刺客を送ってマスコミの話題を集め、自民党が圧勝した立役者のお話に、大きな拍手が送られました。

国政報告会_f0081443_19373347.jpg ただ、武部氏は「コスタリカは諦めてもらわないといけない」と発言。秋田3区では御法川議員と自民党に復党した(村岡兼造・元官房長官の長男)村岡敏英氏との調整が、「どうなるのか」が集まった人たちの最大の関心事だけに、注目されました。(写真・湯沢グランドホテルで講演する元自民党幹事長の武部勤衆議院議員)
 
 国会では2008年度の予算案が衆議院を通過したというものの、与野党が逆転している参議院での審議は先が見えません。予算案は衆議院の議決が優先して、憲法の規定により年度内成立が確定していますが、関連する揮発油税などの法案が可決されなければ、4月から国民生活が混乱するのは必至。きょう、湯沢市での報告会に集まった400人を超える皆さんの関心も「これからどうなるんだろう」ということ。しかしながら、武部氏からも御法川氏からもそうした国民の関心事に対する納得できる考えが示されず、おもしろいお話(講演)であっても「チョッともの足りない・・・・なあ」、の声あり。

 昨年の夏以降、私は御法川氏の国政報告会や政治資金パーティーに参加してきましたが、ゲストの顔ぶれが豪華であるために、そうした皆さんのお話に要する時間が多くなり、肝心の御法川氏は「時間がないので詳しくは別の機会に」というばかり。これでは支持者にとって、もの足りない感じをもつのも当然でしょう。そろそろゲストに頼らず、十分な時間をとって「自分自身の率直な考えを聞かせてほしい」と思った報告会でした。

 農業を基幹とする秋田の産業振興、若者の就労確保と定住対策。地方分権と道州制のあり方など、地域の課題に対して政治家としてのしっかりした方向を示さなければ、支持者の不安は募るばかりです。次回は、(飲食を伴うパーティー形式の会合よりも)十分な時間をとった演説会を開いてほしいと思っています。

by shouichiro_sato | 2008-03-02 19:43 | 政治活動 | Comments(0)

 

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