国政報告会
2008年 03月 02日

国会では2008年度の予算案が衆議院を通過したというものの、与野党が逆転している参議院での審議は先が見えません。予算案は衆議院の議決が優先して、憲法の規定により年度内成立が確定していますが、関連する揮発油税などの法案が可決されなければ、4月から国民生活が混乱するのは必至。きょう、湯沢市での報告会に集まった400人を超える皆さんの関心も「これからどうなるんだろう」ということ。しかしながら、武部氏からも御法川氏からもそうした国民の関心事に対する納得できる考えが示されず、おもしろいお話(講演)であっても「チョッともの足りない・・・・なあ」、の声あり。
昨年の夏以降、私は御法川氏の国政報告会や政治資金パーティーに参加してきましたが、ゲストの顔ぶれが豪華であるために、そうした皆さんのお話に要する時間が多くなり、肝心の御法川氏は「時間がないので詳しくは別の機会に」というばかり。これでは支持者にとって、もの足りない感じをもつのも当然でしょう。そろそろゲストに頼らず、十分な時間をとって「自分自身の率直な考えを聞かせてほしい」と思った報告会でした。
農業を基幹とする秋田の産業振興、若者の就労確保と定住対策。地方分権と道州制のあり方など、地域の課題に対して政治家としてのしっかりした方向を示さなければ、支持者の不安は募るばかりです。次回は、(飲食を伴うパーティー形式の会合よりも)十分な時間をとった演説会を開いてほしいと思っています。
by shouichiro_sato | 2008-03-02 19:43 | 政治活動 | Comments(0)