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2008年 02月 25日
在宅介護者慰労会 ●2008年2月24日
羽後町社会福祉協議会田代支会(会長・有原喜市さん)が主催する「在宅介護者慰労会」がきょう開かれ、理事(上到米振興会長)として出席してきました。慰労会は在宅でご家族の介護をしている人を対象に、日頃のご労苦をねぎらうとともに介護者同士で情報交換しようと、同支会が発足した平成7年から毎年行っている独自の事業で、ことしは20人が参加しています。
午前中は昨年4月に旧上到米小学校校舎を改修してオープンした、小規模多機能型介護支援施設「田代福祉センター」を視察。現在の利用登録者は定員いっぱいの25名で、通い・宿泊・訪問の各サービス内容や利用状況について管理者から説明を受けました。(写真)
在宅介護も最近では週に1~3回、町内の介護支援施設を利用している人も多くなりましたが、参加された人の中には28年前に夫が倒れ、それから今まで施設を利用せずに自宅で介護してきた女性もおりました。
その後は会場を五輪坂温泉「としとらんど」に移し、温泉で日頃の疲れを癒していただき、昼食を囲んでの懇談会。「難儀なことばかりだけれども、『ありがとう』と言われると頑張ろうと思う」、などというそれぞれの体験談を聞かせてもらいました。
田代地区も長寿社会になり、高齢者の一人暮らしや高齢者だけのご家庭が多くなっていること。当然、介護を必要とする人も増えており、ご家庭と地域、支援施設が連携して「安心して暮らせる地域づくり」を進める重要性を再確認しました。皆さんを慰労するつもりが、学ぶことの多かった会合でした。
by shouichiro_sato | 2008-02-25 08:48 | 今日の出来事 | Comments(0)