人気ブログランキング | 話題のタグを見る

文学交流会

 横手市十文字で出版活動をしている「イズミヤ出版」(代表・泉谷好子さん)の35周年記念「文学交流会」が10日午後2時から、大仙市の山の手ホテルで開かれました。東京から秋田に来て印刷と出版事業を始めて35年になる泉谷さんの健闘を讃え、(有)イズミヤ印刷から地方の文化を発信している県南の文学グループ仲間や著者(作家)の皆さんが大勢集まり、更なる飛躍を誓い合いました。

文学交流会_f0081443_20444992.jpg 交流会では、日本と韓国の二つの祖国で生きた河正雄先生(ハ ジョウン、朝鮮大美術学博士客員教授)が、秋田県で過ごした当時の恩師や仲間とのふれあいと、美術を通して両国の理解と交流の架け橋になろうと生きてきた人生を、「生かされた生き方」と題して講演(写真)。河先生は2006年5月にイズミヤ出版から、著書「祈りの美術」を発行しています。

 参加した文学グループは、北方風土社(大仙・仙北、会長・森本彌吉さん)、雪国文学会(湯沢・雄勝、会長・後藤征治さん)、さかみち同人(横手、主宰・佐藤正さん)の皆さんで、乾杯の前にそれぞれの活動内容を報告。特に、さかみち同人とイズミヤ印刷は最初からのパートナーであり、挨拶した高橋清さんは「泉谷さんのおかげで今日がある」と感激しておりました。

 交流会には千田謙蔵・元横手市長、西成辰雄・元十文字町長、農民彫刻家・皆川嘉左エ門さんら懐かしい皆さんもいて、有意義なひと時でした。「出版社を核にしてこうした仲間の交流ができることは素晴らしい。是非、これからも交流会を続けてほしい」という声もあり、イズミヤ出版の一層のご発展を期待したいと思います。

by shouichiro_sato | 2008-02-11 21:23 | 秋田県 | Comments(0)  

<< 役所仕事? 「秋田、これでいい会?」総会 >>