「店長」とはいうものの
2008年 01月 28日
労働基準法では管理監督者には残業代や休日出勤手当の規定が適用されないことがあるものの、「管理職には重要な職務と権限があり、賃金なども一般の労働者より優遇されていることが必要だ」という判決は、管理職とは名ばかりで働かされている人の立場にたった判断で歓迎されるものでしょう。企業の利益を追求するあまり、世界的な大企業で行き過ぎた勤務実態が明らかになったことも驚きでした。こうした状況は日本だけなのか、それともマクドナルドの世界的な経営手法なのかは分かりませんが、会社側の今後の対応が注目されます。
今や全国チェーンの店が何処にでもある時代。もしかしたら、販売のノルマ達成に追われる一方で厳しい労働環境にさらされている店長がまだまだいることでしょう。どんなに便利になっても働くのは人間ですから、「汗を流した分だけ報われる社会」でなければいけませんね。
by shouichiro_sato | 2008-01-28 21:01 | 社会・話題 | Comments(0)