大雪注意報
2008年 01月 19日
それでも町の除雪体制が良いので山間部でも道路はしっかり確保されていますし、町部では流雪溝が機能して排雪作業に威力を発揮しています。さらに最近では、消雪や融雪できる道路、歩道、広場・駐車場なども多くなり便利になってきました。雪国ですから普段からの備えをしっかりして克雪対策をしている自治体とそうでない所の差が、こんな時に良く分かります。
例えば秋田市。一昨年の豪雪で市民生活がマヒした教訓を活かし、今年はそれなり?の除雪が行なわれています。中心市街地の歩道は融雪機能が効果を上げていますし、山王大通りは除雪と排雪が一体的に行われているようで、快適でした。小路が多い住宅地などは課題も残っているようですが、路線ごとに町内会と連携した除排雪計画ができているようで、この程度の雪は心配ないでしょう。
ただ、気になるのは一人暮らしや高齢者だけの住宅が増えてきていることです。雪降ろしはもとより、除雪車が通った後の排雪ができないご家庭も多くなり、それらを支援する新たな仕組みやネットワークも重要になってきました。横手市山内では市役所の労働組合員がお年寄りの家の除雪ボランテアをしているニュースがありました。「本当にありがたい」と喜んでいるおばあさんのニュースを見て、「秋田で暮らす幸せ」を実現するにはこうした取り組みが益々重要になってきたと感じました。
大雪注意報は解除されましたが、あすの日曜日は雪降ろしのご家庭も多いことでしょう。くれぐれも事故のないように、安全第一で頑張ってください。
by shouichiro_sato | 2008-01-19 23:19 | 社会・話題 | Comments(0)