野呂田氏が引退表明
2008年 01月 07日
特に、郵政民営化問題などでは信念を貫き、引退表明の挨拶や記者会見でも「選挙に出るときには人に勧められ、退く時には意を決して」という、野呂田氏らしい発言がありました。
「日本の政治を無気力にしているのは世襲と考えるので、二人の息子に後を継がせる気持はさらさらない」
「有能な後進を育成するのも政治家の義務という信念に従って、勇退を決めた」
「突然解散となってもまだ私の進退が分からないということでは、後継者の選挙運動のめどがたたない」・・・・・・・見事な決断、出処進退です。感銘しました。
さらに、事実上の後継者として金田勝年・元参議院議員を指名して、「貴重な人材に一人前になってもらうことは、立派な道を歩いてきた役人を辞めさせて政界に出した者の責任だ」とも述べています。
野呂田氏はまた、「解散・総選挙は9月ごろになるのではないか」との見方を示しましたが、各政党とも衆院選の候補者選びが進んでおり、県内でも今後は総選挙へ向けた動きがますます活発になってくることでしょう。
by shouichiro_sato | 2008-01-07 21:49 | 国政・時事 | Comments(1)