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「ハタハタ」到来

 秋田の県民魚である「ハタハタ」の本隊がいよいよ(産卵のために)接岸を始め、県北部から男鹿市にかけて漁の本番を迎えています。最初は小ぶりだったようですが、ここにきて20cmを超えるものも多くなり、港は朝早くから活気に満ちているようです。

 そんなニュースを聞いた今朝のこと。7時過ぎに母を隣の仙道地区まで送ってきた妻が言うことに、「田代でハタハタを売っていた。旧川反食堂の前に赤い幟を立てていて、トラックが横付け。ハタハタを箱売りしていた」と、ビックリしていました。

「ハタハタ」到来_f0081443_22423181.jpg ちょうどその頃、私も秋田魁新報・朝刊の折り込み広告で「男鹿のハタハタ 本日より2日間 数量限定販売」があること見つけましたので、「これだな」と思いました(写真)。午前中に所用で訪問した上到米地区内のご家庭でも、「いい形のハタハタを売っていたよ」と話題になっていましたから、誠にタイムリーな企画でした。一体、何処のどなたが行なったのかは知りませんが、地域ではきょう一番の話題です。

 ところで、夕方に仙北市角館町に用事があって国道105号線を走っていましたら、旧中仙町から角館に入る玉川の橋の手前に白い幟がたくさん乱立し、トヨタレンタカーのトラックが2台止まっています。良く見ると、やっぱりこちらも「ハタハタ」の特売中。もしかしたら、こうした販売戦略が組織的に県内各地で行なわれているのかと、ビックリしてしまいました。

 それを見て、資源保護のために漁獲制限をし、一方では価格の暴落も防いでいるはずなのに、本隊接岸の翌日から(我が地域のような山村でまで)こうした直売が行われているということは、どんな流通経路になっているのか興味をもってしまいました。

 折込チラシを(たぶん事前に印刷して)準備し、男鹿市で本格的な漁が始まったという翌日には大量に箱で販売できる体制など、今までは予想できませんでした。チョッと不思議ですね。

by shouichiro_sato | 2007-12-08 23:12 | 今日の出来事 | Comments(0)  

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