「天皇杯」と「皇后杯」
2007年 11月 30日
29日の午後4時30分から秋田キャッスルホテルで開かれたのは、「秋田わか杉国体実行委員会第5回総会」。今月末で委員会を解散し、マスコットとして好評だったスギッチの著作権を県に譲渡することが報告され、満場一致で承認されました。
会場の正面には秋田県が初めて獲得した「天皇杯」と「皇后杯」、それに樺細工で作られた特製の優勝額が掲示されており、あらためて国体の感動を思い出してきました。(写真)
実は、これだけ近くで実物を見るのは初めてでしたので、刻印された都道府県の名前を確認すると、秋田県の名前は台座の正面についているプレートの一番左に刻まれておりました。
県の担当者によると、天皇杯・皇后杯は専門業者の貸金庫でこのあと保管し、来年1月26日に長野県で開催される冬季国体で返還することになっているとか。常設展示する予定はないということで、写真に撮ってきました。
そしてきょうは、午前10時から秋田市文化会館大ホールで「秋田県国体スポーツ大賞表彰式」と「秋田県県民栄誉章顕彰」が行なわれ、国体で大活躍した選手団や競技団体関係者など、多くの皆さんが参加しています。
初めに、「第62回国民体育大会秋田県選手団」に県民栄誉章が贈られました。国体の歴史において秋田県に初めて天皇杯・皇后杯をもたらした選手団の活躍は、秋田県の名を高めるとともに、広く県民に夢と希望を与えるものであり、その功績は県民の誇りである―――というもの。あらためて、選手や関係者の皆さんに感謝したいと思います。
続いて国体で優勝、準優勝、3位入賞した個人や団体に国体スポーツ大賞の金、銀、銅の各賞が贈られました。さらに、総合成績で1位となった競技団体と特に活躍した選手・チームには特別賞が贈られましたが、「ホッケー少年女子」と「水球少年男子」も選ばれています。この2チームはともに国体初参加で初勝利を挙げるなど、「これからの活躍が期待される」と紹介されました。国体の勝利の余韻が残る、和やかな表彰式でした。
by shouichiro_sato | 2007-11-30 21:26 | 秋田わか杉国体 | Comments(0)