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道の駅

 清潔なトイレや無料休憩所、道路情報を提供している「道の駅」は、私たちドライバーにとって有り難い存在です。

 しかしながら、道路環境の変化によって道の駅の経営も厳しくなりそうです。日本海東北自動車道の「岩城~にかほ」間が無料開放された由利本荘市の道の駅「岩城」の関係者は、お客さんが減ったと嘆いておりました。

道の駅_f0081443_2223784.jpg 「毎月第2、第4の水曜日は定休日です」と教えてくれたのは、公設のレストランや物産販売所とは違う場所で食堂を経営している方でしたが、道の駅の施設に定休日があるとは知らなかった私は、少し驚きました。「夏の間は休まないが、冬季は定休日があります。今までもそうでした」。(写真)

 そうだとすれば納得ですが、もしかして国道7号線の「バイパス(無料の高速道路)」が開通したことでお客さんが減り、経営に影響がでて休みを増やしたのでないかと、心配してしまいました。

 例えば、この秋に湯沢市横堀まで開通した高速「湯沢横手道路」の影響で、旧雄勝町にある道の駅「小町の郷」では、「自動販売機の売り上げが激減した」とのこと。立派な道路が無料開放されたことでドライバーには好評ですが、道の駅の経営者にとっては「死活問題」になりかねません。

 しかしながら、開通した区間はサービスエリアのない高速道路(県内の高速道路では西仙北SAのみです)ですから、既存の道の駅とのアクセスを紹介する案内(看板)を増やし、お客さんを誘導する仕組みを整えることで、その存在を示してほしいと思います。高速道路と共存する道の駅を目指して、さらなる創意工夫を期待しています。 

by shouichiro_sato | 2007-11-28 22:29 | 秋田県 | Comments(0)  

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