アトリオン
2007年 11月 27日
菅原さんは秋田市出身で秋田大学教育文化学部卒業。第2回秋田県青少年音楽コンクール声楽部門大賞・最優秀賞受賞などの実績があり、秋田市を中心に活動している声楽家。ピアノ演奏は鳥井俊之さん(秋田市出身)。東京芸術大学卒業、同大学院修了後にスペインやイタリアで研鑽を積み、国内でも第一級の伴奏ピアニスト。現在は聖徳大学人文学部准教授、聖霊女子短大非常勤講師。
ステージは2部構成で、イタリア古典歌曲やモーツアルト、トスティ、グノー、レオンカヴァッロの曲など15曲を熱唱し、素晴らしいソプラノとピアノで観客を魅了しました。特別な照明や演出はなく、マイクも使わずにアトリオンの音楽ホールの特徴と魅力を活かしたコンサートであり、しばしの間は世の中の出来事を忘れて、心豊かな時間をもつことができました。ご案内いただいた深川さんご夫妻に、心から感謝申し上げます。
ところで、アトリオンには地下1階に県内の物産展示・即売場があることから、主に県外の来客を案内して月に1~2回は立ち寄っていますが、このところ気になっていることがあります。広小路側の正面玄関から入ると右側にあった「市町村の紹介コーナー」が昨年に廃止されてから、未だに「開かずの扉」のままであり、ガラス越しに見えるデスプレーも同じで、イメージもよくありません。(写真は9月11日に撮影。きょうも扉は開きませんでした)

どうしてこうなったのか?その理由は分かりませんが、アトリオンの機能を生かした催しでは、例えば現在開催中の「秋の院展・秋田展」(主催・秋田魁新報社、日本美術院)などは多くのお客さんで賑わっていますから、市町村の情報発信の場として今一度、創意工夫をしてほしいものだと思っています。
by shouichiro_sato | 2007-11-27 23:46 | 秋田県 | Comments(0)