郵便局
2007年 11月 20日
その郵便局が民営化して50日余。イメージは明るくなった感じです。ユニホームにオレンジのラインが入り、身分証明書を保持する「紐」もオレンジで、見た目の効果も抜群ですね。ここ1週間の間に訪ねた郵便局は、秋田中央、横手、湯沢、西馬音内、田代の各局ですが、どこの窓口も接遇がよく、気持ち良く用事を果たすことができました。
「郵政民営化」は小泉元首相が衆議院を解散してまで決行した政策でしたが、民営化によって地方が切り捨てられる懸念が残るなど、従来の「全国どこでも、同じ料金で」サービスが維持できるのかは今でも心配です。民間企業になったといっても郵便局のサービスは公共性の強いものですから、社会的な使命を自覚して、引き続き(合理化ではない)サービス向上のための企業努力をしてもらいたいものです。
今まで「官公庁」といわれたところは接遇も悪く、窓口に来た人にとっては「冷たい感じ」の印象が強かったのですが、この頃は「ソフト」路線が定着したせいか、総じて「優しく、丁寧に」接する人が多くなりました。それでなくても、役所に出向く時は誰でも何となく緊張してしまうものですから、お客さんの立場になって「世話活動に徹する姿勢」があれば嬉しいですね。
ズーッと昔の経験ですが、出稼ぎから帰って雇用保険の手続きなどに行った公共職業安定所(現・ハローワーク)や社会保険事務所の窓口の威圧的な態度を記憶しているだけに、こうした窓口が今はどうなっているのか、気になります。
by shouichiro_sato | 2007-11-20 20:55 | 社会・話題 | Comments(1)