黄色のジュータン

　紅葉が鮮やかだった里山でもいつの間にか落葉が始まり、季節は晩秋の装い。国道１０７号沿いにある由利本荘市「宿河川公園」の神社境内では、たった二日ほどで銀杏の葉が落ち、一面が黄色いジュータンを敷き詰めたようになっています。（写真）

　天気図を見ると今夜からの気圧配置は「西高東低」の冬型で、週間予報には秋田にも雪マークが出てきました。我家も家屋や庭の雪囲いはほとんど終わっていますが、乗用車のタイヤ交換はこれから。けさのニュースは「装着率が低い」として早めの交換を呼び掛けていましたが、実際に白いものが降ってこないとその気になれず、いつもギリギリの交換でした。

　しかし、最近は車で走り回ることが日課の毎日で、その上に夜も遅くなることが多いことから、「今年は早めに交換しなければいけない」と思っている次第です。県内では夕暮れからの死亡事故も多発しており、細心の注意を払って「安全運転」を心がけましょう。

　黄色のジュータンに魅せられて、駐車場に車を入れて携帯で写真を撮っていたら、急ブレーキと大きなクラクションの音。ビックリして国道を見ると、年輩のご夫妻の乗用車が急停車して、銀杏の落ち葉に見とれていました。後続車がいることに気づかなかったみたいで、あわや「大惨事」なるところでした。これからの季節は、特に急ハンドルや急ブレーキは大変危険です。周囲にも目配りしながら、ゆとりある運転を励行しましょう。