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11月臨時県議会

 12日に開会した11月臨時県議会はきょう、9月に発生した豪雨災害の復旧事業費や比内地鶏の信用回復のための費用などを計上した、総額22億5351万円の一般会計補正予算を可決。この後は、平成18年度歳入歳出決算認定案を決算特別委員会に付託して審議する他、6月と9月の定例会で二度にわたって継続審査となっている森林環境税「水と緑の森づくり税」について、議会として結論を出す予定です。会期は20日まで。

 補正予算案を審議した予算特別委員会の総括質疑では、豪雨災害で最も打撃を受けた北秋田市阿仁前田地区の被害について、「ダム管理のマニュアルに違反している」との指摘があったり、一箇所は鳴ったとされたダムの放流を知らせるサイレンが、実は6箇所全てで鳴っていなかったことを県が認めるなど、当初の説明とは違った状況も報告されたとか。地元ではいまだに「ダムの放流が災害を引き起こしたのではないか」という疑念が根強いだけに、さらなる検証が必要になってきた感じがします。

 「比内地鶏」の認証制度についても、どういう仕組みであれば消費者の信頼を回復できるのか。需要期を迎え、できるだけ速やかに制度を確立する必要があるだけに、県当局の取り組みが注目されています。

by shouichiro_sato | 2007-11-13 23:56 | 秋田県 | Comments(0)  

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