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大江町長の「町政報告会」

 昨夜、羽後町活性化センターにおいて大江尚征・羽後町長の「町政報告会」が開かれました。大江町長は私にとって大恩人。私が羽後町長として在任した10年の間に、佐藤正夫助役と大江総務課長のコンビでご協力いただき、3期目では助役として支えていただきました。

 振り返ってみれば、私が突然「知事選挙に出馬する」と表明してからというもの、羽後町内では「合併に参加しない町づくりを決意しながら、町長は町を捨てるのか」などという厳しい声が噴出していました。そうした中で町長選挙が行なわれることになり、大江助役は「火中のクリを拾う覚悟」で立候補を決断し、大接戦の選挙を勝ち抜いてくれたのでした。結果、大江さんの誠実な姿勢と堅実な財政運営によって、今では(厳しい財政環境であっても)秋田県内で最も安定した財政構造を維持して住民要望に応えています。そうした実績を評価している支持者が約200人も集まり、盛会な報告会でした。

 佐藤安治(町議会議長)・後援会長が主催者の挨拶をした後、来賓祝辞は佐藤正蔵(JAうご組合長)・安藤豊後援会長、東海林啓太・町商工会長、齊藤保雄・町土地改良区理事長。それに私も激励の言葉を述べる機会に恵まれました。

 大江町長は町政報告の冒頭、「秋田わか杉国体は町民の皆さんの協力で盛り上がった。特に民泊協力会を核とした集落の団結力・コミュニテーには感動した。こうした力があれば羽後町の将来も大丈夫だ」と述べ、国体競技の開催に町民挙げて取り組んだことを感謝しました。

 さらに、今後の財政運営についての考え方や基幹産業である農業への支援、若者の定住対策と職場確保、子育て支援などについて当面の計画を紹介し、健康増進施設の整備(明治地区)や保育所の増築(西馬音内地区)、集会施設の準備(三輪地区)など、来年度予算に反映させる具体的な項目についても踏み込んで説明しています。昨年度までの2年間は引き継いだ事業が多かっただけに、いよいよこれから、大江町長の持ち味が発揮されることでしょう。

 今年は春以降、県議会議員選挙や参議院議員選挙、それに国体もあって大江町長の政治集会は今まで延期されていただけに、久しぶりに集まった支持者の皆さんは熱心に聞き入っていました。懇談会の席上では早くも「一年半後の(次回の)町長選挙に向けて、結束していこう」という声もあり、心強い集会となりました。

by shouichiro_sato | 2007-11-05 23:07 | 政治活動 | Comments(0)  

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