文化の日
2007年 11月 03日

庭園の保存整備活用支援団体である池田家顕彰会(会長・伊藤稔さん)が進めてきた整備を、現在は大仙市が管理団体として引き継ぎ、往時の庭の姿が徐々に蘇ってきています。昨年春以降でも、屋敷東側の庭が全貌を現してきたほか、水路の浚渫工事も進んで、腐葉土などに覆われていた護岸の石組みが見られるようになるなど、魅力もアップしました。ただし、大正11年に建設された洋館は現在、補修工事中。全体の工事完了は再来年とのことです。(写真・笠の径と高さが共に約4メートル、日本最大級の雪見灯籠と木々の紅葉が見事でした。42,000㎡の敷地に大型灯籠や池、約70本のモミジが絶妙に配置されています)
午後2時からは横手市民会館で行なわれた、横手吹奏楽団創立40周年記念「定期演奏会」。若い友人の有原将司さん・佳奈子さん夫妻がメンバーとして参加しているご縁で、久しぶりに吹奏楽の素晴らしい演奏の数々に魅了されてきました。
中学・高校で吹奏楽を経験した仲間で結成されてから40年。今では20代から60代まで、親子や夫婦もメンバーにいるなど、アットホームな雰囲気が漂う吹奏楽団です。歌劇「トスカ」ファンタジア、ミュージカル「オペラ座の怪人」セレクションなど、迫力あるプログラムがいっぱいでしたが、何といっても圧巻は坂本光宏さん(団友・男鹿南中教諭)がクラシックの名曲をメドレーに書き下ろした「クラシカル・ラプソディ~新時代へのクラシックメドレー~」。聞き覚えのある種々のメロデーの終盤にはコーラスも挿入されている15分の大作で、思わず身を乗り出して聞いてしまいました。

by shouichiro_sato | 2007-11-03 21:44 | 今日の出来事 | Comments(1)