ホッケー、県勢は敗退
2007年 10月 01日
十文字の第一試合は、成年女子の「栃木県」対「秋田県」。北京オリンピック出場を決めた全日本で活躍する2人の選手を擁する栃木は、実業団のチーム。前半こそ1-0と厳しい攻撃に耐えた秋田でしたが、後半には地力の差があらわれて、結局は5-0で敗れました。
羽後町では、きのう悲願の初勝利をあげた少年女子が強豪・岐阜県と対戦して、6-1。前半1点リードされたものの、同15分に連携プレーが決まって同点に。1・2年生が中心の羽後高校女子が岐阜に追いついた(大袈裟ですが)歴史的な出来事は午後1時46分のことでした。この試合も後半は経験の違いが出て、岐阜の一方的な試合展開となってしまいました。
一方、男子は熊本県と対戦して4-2の惜敗。前半は互角でともに無得点。後半の開始早々に熊本に反則があり、ペナルテー・ストロークで1点を先取したものの、その後はペナルテー・コーナーのチャンスを確実に決めてくる熊本が4点を連取。秋田は終了間際に1点を返しましたが反撃もここまで。手に汗握るゲーム展開で善戦していただけに、悔しい結果でした。
ところで、十文字会場は「十文字陸上競技場」のフィルド(天然芝)を使って試合が行なわれています。羽後町と違ってホッケーには全く馴染みのなかった地域ですが、関係者のご尽力もあって大盛況。初日の観客席(スタンド)では、県立増田高校応援団の皆さんが各試合ごとにエールを送ったり、きょうは保育園児や小・中学生も大勢いて、歓声が絶えませんでした。芝の管理や会場設営のご苦労を思うと、競技関係者として感謝するばかりです。さらに、ボランテアの皆さんが無料サービスしているリンゴやブドウ、「いものこ汁」も大好評でした。グランドの内外で心温まる交流があるのも国体の良いところですから、最後までよろしくお願いいたします。

《 付 録 》 秋田県の少年女子が初出場で初勝利したことは、けさの「スポーツ報知」と「秋田魁新報」(写真・国体特集紙面の一部)で大きく報道されました。

by shouichiro_sato | 2007-10-01 22:09 | 秋田わか杉国体 | Comments(0)