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ようこそ、秋田へ

 在南米秋田県人会の「わか杉国体訪問団」(団長・吉田尚則さん、ブラジル)が来県し、きょうの午後6時から秋田市の「秋田温泉さとみ」で歓迎宴が開かれました。主催は秋田県ですが、南米との交流を続けてきた「あきた南米交流会」(会長・佐藤進さん)からも45人の会員が参加しました。

 訪問団はブラジルから30人、アルゼンチンから6人、パラグアイから3人の合わせて39人。約半数の人は初めての来日で、きのう成田空港に着いてきょうの午後に秋田入り。滞在中は「秋田わか杉国体」開会式に参加する他、由利原高原や十和田湖、角館などを観光して来月3日に帰国します。

 秋田県の寺田知事が歓迎の挨拶をしたあと、訪問団の吉田団長は、「秋田の素晴らしい県民性と文化を伝えて、県人会活動に活かしたい」と、感激きわまるお話をされていました。その後、大野忠右エ門・県議会議長の発声で乾杯し、県や県議会の国際交流議員連盟(会長・武田英文県議)、あきた南米交流会と訪問団との間でお土産品等の贈呈も行なわれています。あきた南米交流会では来日された39人全員に、会員が縫製した「ゆかた」を贈りました。

 宴もたけなわになってアトラクション。民謡日本一の小野花子さんや藤原美幸さんが秋田の代表的な民謡を唄い、田中恵さんが手踊りを披露して、会を盛り上げてくれました。

 ところで、私は同じテーブルになったブラジルの高根栄美子さん(68歳)、三船ヒロシさん(66歳)・三船綾子さん(65歳)ご夫妻と会話が弾んでしまいました。特に三船さんは二世同士で初めての来日。日本の、秋田の自然が美しいことに感激しておりましたし、「おコメが美味しい、こんなの初めて」と喜んでいました。せっかくの機会ですから、皆さんには心に残る秋田での時間を過ごしていただきたいと思っています。

ようこそ、秋田へ_f0081443_2394210.jpg
 (写真・100人ほどが参加した歓迎宴の会場。手前のテーブルは左から湯沢市出身の人と結婚した高根さん、両親が旧鳥海町出身の三船さんご夫妻です)

by shouichiro_sato | 2007-09-27 23:24 | 秋田わか杉国体 | Comments(0)  

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