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防災の日

 きょう9月1日は「防災の日」。大正12年(1923年)9月1日に発生した「関東大震災」を教訓に、災害への備えをしっかりするために全国各地で防災訓練などが行なわれています。「災害は忘れた頃にやってくる」といわれたのは昔の話で、最近では大規模な地震が頻繁にあったり、集中豪雨などの自然災害が続いていますから、万が一の場合に備えた心構えだけはしっかりもっておきたいものです。

 新聞を読みながらそんなことを考えていた朝でしたが、午前8時前、町内で牛舎を全焼する火事があり、飼育していた肥育牛が焼死したとの連絡がありました。私も日頃からお世話になっている先輩宅で、優秀な畜産経営を実践している地域のリーダーであるだけに、突然の災難にビックリしてしまいました。難を逃れた牛も(火災のショック症状が残るために)飼育困難で処分しなければならず、今まで頑張ってこられたご家族のことを思うと、痛恨の極みです。心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早く立ち直ってくれることを祈念しています。

 思いがけないことは続くもので、昨日の夕方に通った国道7号の由利本荘市・子吉川にかかる「本荘大橋」では、鋼材が破断して午後8時から通行止めになったとか。秋田市に通うには必ず利用していた橋であり、数日前からコンクリートを削って調査を始めていたことは知っていましたが、腐植による欠損が見つかり補修しようとしていた矢先、大型トレーラーが通過したときにH型鋼材が完全に破断したとは、ビックリです。

 今後は専門家の判断を仰いで対策を検討することでしょうが、普段の目視点検では「橋の安全性に問題はない」としていただけに、コンクリートに埋まっていた部分の鋼材が錆びて、穴が開いていたことも驚きです。つい、米国ミネソタ州の高速道路の橋が崩落した事故を思い出してしまいました。

 「安全第一」、何事も慎重に対応することが重要ですね。 

by shouichiro_sato | 2007-09-01 23:52 | 社会・話題 | Comments(0)  

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