大曲の花火
2007年 08月 23日
展示されている写真はどれも素晴らしいものばかりですが、会場入り口にあった真昼岳(美郷町・標高1060m)から撮った夕焼けの大曲市街と西山に浮かぶ花火。姫神山から撮影した色鮮やかな花火と大曲の夜の街。八重芯変化菊や冠菊・千輪の見事な大輪など、目を見張るものばかりでした。写真の中には花火会場の観覧席から撮影したものもあったでしょうが、会場から遠く離れた山などからのポジションが多く、今までの「大曲の花火」が新たな感動となって伝わってくる感じがします。

さて、今年の「大曲の花火」は25日(土)。会場となる雄物川河川敷では準備も最終段階。昨日の豪雨の影響で一部に水が溜まっていましたが、きょうからの天候は心配ない模様です。打上げ場では大筒の準備がすすんでいました。(写真・尺玉用の大筒は大会の最後を締めくくる10号玉30連発大スターマインの準備でしょうか)

一方、観覧席の準備はほぼ完了。堤防の補強工事が進んで観覧場所が整備されたのに、有料席ばかりが増えてしまったのは残念ですが、70万人もの人が押し寄せるビックイベントだけに、運営費用も莫大でしょうから仕方ありません。一般の入場は当日の午前7時からに制限されており、規制のフェンスだけが目立ちます。
(写真・桟敷の後ろの芝生広場は無料観覧スペースです)
10年程前からNHKは衛星放送(ハイビジョン)で生中継をしており、今回は午後7時から9時45分まで、競技大会「夜花火の部」を完全放送。会場に行くことができない皆さんでもテレビ桟敷で楽しめます。秋田が世界に誇る「大曲の花火」、心ゆくまで楽しみましょう。「大曲の花火」に一番愛着を持っていた斉藤さんも、天上からレンズを向けているに違いありません。
by shouichiro_sato | 2007-08-23 22:16 | 秋田県 | Comments(0)