小安温泉
2007年 08月 16日

羽後町立田代中学校「昭和42年度卒業生」の同級会が、湯沢市小安温泉で行なわれました。母校は少子化の影響で統合したために思い出の校舎はありませんが、卒業してから既に40年。55歳になった機会の同級会です。会場は湯沢市小安温泉の民宿{こまくさ」。5年前に行なった同級会の会場だったご縁で、今回もお世話になりました。
久しぶりに行った小安温泉は「癒し系」の雰囲気が一段と向上し、温泉街も素敵になっていました。その一つは「足湯」です。浴衣に下駄を引っ掛けて散歩に出ると、道端で目に入ったのが足湯の案内(写真)。4ヶ所もあり、それは気持のいいひと時でした。料金は無料。日帰り入浴で旅館を訪ねる必要も無く、温泉気分に浸れるスポットはお薦めです。

素敵な民芸品のお店やコーヒーショップ、食事処などもあり、「ここに来て良かった」と思いました。宿にあった湯沢市の広報紙8月号をみると、温泉街の皆さんの一生懸命な取り組みが紹介されていましたから、これまた時期を得た企画です。交通体系の整備の遅れや宣伝不足があったために、結果においては乱暴な開発がされなかった秋田の自然や地域資源。その魅力を活かした取り組みが始まっているようで、嬉しくなった一日でした。
ところで、民宿「こまくさ」の女将さんが言うことには、きょうから3日間は全館満室とか。「西馬音内盆踊りのお客さんです。大曲の花火は一晩だけですが、西馬音内は3日間ですから嬉しいですね」とのこと。思わぬところに西馬音内盆踊りの波及効果があるようです。私も、「宿からの出発は遅くして、是非とも最後まで見ていただくよう」にお願いしてきました。それぞれの地域の魅力を共有して連携すれば、まだまだ秋田の素晴らしさが見えてくるはずです。
私もこれから西馬音内に出かけます。インターネットで調べた雨雲の動きは「まず大丈夫」のようですが、雨にならないように祈るばかりです。
by shouichiro_sato | 2007-08-16 17:46 | 産業振興 | Comments(0)