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五城目の「朝市」

f0081443_2155623.jpg  500年もの伝統があるという、南秋田郡五城目町の朝市を訪ねました。(写真)

 旬の野菜や果実、生花、山菜などの豊かな恵みに、魚屋、肉屋、日用雑貨品までの多彩な店が並び、それは賑やかな光景でした。会場となっている朝市通りには、街頭に設置されているスピーカーから演歌が流れ、そぞろ歩きをするだけでも楽しい雰囲気です。羽後町西馬音内でも朝市は行なわれていますが、規模も雰囲気も素晴らしく、さすがに「五城目の市」だと感心してしまいました。

 歴史を聞くと、江戸時代から久保田(現・秋田市)と能代や桧山、そして阿仁鉱山との中継地として物資の補給基地となり、それが流通の拠点として発達し、さまざまな職人文化を育ててきたとか。特に、昭和初期の朝市の様子は活気にあふれ、身動きも出来ない有様だったといいます。しかし、郊外に大型店が進出している現在であっても、多くの人で賑わっていました。こうした地産地消の伝統は大事にしていきたいものですね。

 五城目の市は月に6日開かれていたものが、戦後は「2、5、7、0」の付く日に行なわれる12斎市になっています。その上、年に3回は臨時の市が開かれます。5月4日が「祭市」。8月13日が「盆市」。12月31日が「歳の市」です。ちなみに西馬音内は「2,5,8」の付く日の9斎市。この開催日を比較しただけでも、県内一の規模であることが理解できます。

 ちょうど今朝は、参院選に立候補している候補者も朝市会場で選挙カーを降り、「こうした伝統ある地域産業を大事にし、支援していきたい」と街頭演説。応援に駆けつけている菅義偉・総務大臣と一緒になって通りを歩き、大勢の皆さんと握手をしながら「お願い」しておりました。

by shouichiro_sato | 2007-07-22 21:59 | 産業振興 | Comments(0)  

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