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花いっぱい運動

 今年の秋田県では国体が開かれるためか、かつてないほど県内各地で「花いっぱい運動」が展開されています。主要な国道沿いの花壇や交差点付近の空き地、学校や公共施設の周辺などに植えられた草花が一斉に花をつけ、近くを通ると気持も明るくなってきます。 

花いっぱい運動_f0081443_21331953.jpg 幸いにも今のところ、秋田県の天候は雨も強くなくて水稲や野菜の生育も順調。花壇の草花も伸び伸びと成長しています。その分雑草の生育もよく、除草などの作業も大変でしょうが、9月末から始まる「秋田わか杉国体」まで、綺麗な花を維持してもらいたいものですね。(写真・由利本荘市東由利大琴の国道107号沿いで)
 
 ところで、知人の花作り専門家によると、花壇の草花は(極端な乾燥時は潅水が必要ですが)自然界の気象条件で生育が進むものの、「外に置くプランターに植えたもは、水管理が極めて重要だ」と話しています。潅水を怠れば乾燥が進んで枯死するばかりか、雨が続くと水分が過多になって根腐れが発生。よほどマメに管理しないと上手く育たないというのです。早くも隣の山形県では、国体需要を見込んだ(当日まで枯れるものが出てくるので)植替え用の苗作りが始まっているとも教えてくれました。

 国体会場を飾るプランターは相当数あることでしょうから、せっかく植えた草花が順調に生育するよう、管理にも細心の注意を払い、頑張ってほしいと思います。決して、山形県の育苗農家を喜ばせてはいけません。

 さらに今年からは、農村地帯における「農地・水・環境保全対策」事業が全県下で始まり、水路やため池などの保全と生態系保全、景観形成などに取り組む地域の共同活動に国・県等の支援がありますから、「美しい地域づくり」運動が広がりを見せています。この機会にさらに運動の輪を広げていきたいものですね。

by shouichiro_sato | 2007-07-12 22:18 | 秋田県 | Comments(0)  

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