男子・準優勝、女子は第3位
2007年 07月 01日
この大会は今年10月に大分県で行なわれる全日本社会人ホッケー選手権大会の北海道・東北予選会も兼ねており、国体に向けて選手強化を図っている秋田県チームにとっては、競技力を確認する絶好の機会。秋田クラブは昨日の予選で頑張っていたこともあり、私も早朝に出発して応援に駆けつけました。
午前9時からは女子の3位決定戦。秋田クラブは地元の宮城クラブとの対戦です。前半は共に決め手を欠いて0-0。後半も一進一退の攻防が続きましたが、終了間際に秋田が押し込んで1-0で勝利し、第3位となりました。決勝戦は岩手クラブと1-1で引き分けながら、PK戦を制した山形県チームが優勝。秋田は昨日、岩手と対戦して2-1で敗れたものの、試合内容では押し気味だったようですから、上位の4チームは実力伯仲の感じでした。
一方、男子の決勝戦は午後2時30分から。秋田クラブの相手は東北大会で負け知らずの強豪・岩手クラブです。岩手は開始早々から速攻が冴えて見事なシュートの連続。前半は5-0の一方的な試合展開となりました。「秋田どうしたの?」と、応援団も元気を失ってしまいましが、後半は秋田のボールが繋がるようになってきて2点を先取。その後に1点を許したもののすぐ取り返して3-1。終わってみれば6-3の敗戦で準優勝。もっと早くにエンジンが全開していれば「十分に勝機があった」ゲーム。いよいよ常勝・岩手を脅かす存在になってきました。
全国大会の出場枠は男子が2チーム、女子は1チーム。男子の秋田クラブは出場権を獲得しましたが、会場は大分県。参加経費も多くかかりますから、県ホッケー協会としては派遣できるかどうか、これから検討しなければなりません。(「国体の頑張り次第だ」という影の声もあります)何はともあれ、着実に競技力が向上してきた秋田県チームです。


by shouichiro_sato | 2007-07-01 22:11 | 秋田わか杉国体 | Comments(0)