暑い一日でした

　まだ６月半ばだというのに、きょうの県内は気温が上昇し、内陸部では３０度を超す真夏日になりました。（写真・由利本荘市東由利の蔵トンネル付近では正午過ぎに３０度を超えていました）
　
　一昨日の１１日は「入梅」でしたが、今年の梅雨入りは平年より１週間以上遅れている模様で、ようやくきょうになって九州地方と山口県の入梅が発表されました。しかしながら、南米ペルー沖の太平洋東部の赤道域では海面水温が下がる「ラニーニャ現象」が発生しており、こうした時には太平洋西部の赤道海域では海面温度が上がるため、太平洋高気圧が急速に発達して梅雨明けを早める可能性があるといいます。

　このところの好天続きで、田植え後のイネの活着・分けつも進んできました。。スイカやキュウリ、トマトなどの果菜類も順調な生育ですから、農作物にとっては恵まれた気象条件ですが、あまりにも変動が激しいとこれからの天候が心配です。
　
　例年、梅雨時になると各地で集中豪雨による災害が発生していますから、万が一に備えた心構えも大切です。