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YOSAKOIソーラン祭り

 初夏の札幌を舞台に、躍動感あふれる元気な踊りで観客を魅了する「第16回YOSAKOIソーラン祭り」は6日に開幕し、きょう10日が最終日。今夜は今年の「YOSAKOIソーラン大賞」を決めるファイナルコンテストが行なわれています。期間中に参加する踊りのグループは全国から集まった341チーム。約43000人が出演するそうですから、驚いてしまいます。人出も昨年より30万人多い210万人を見込んでいると、北海道新聞は伝えています。

 同紙によると昨日は札幌市以外で始めて、財政再建団体になっている夕張市にも一日限りの会場が設けられ、12チーム、850人が元気いっぱいの踊りを披露し、久々に町に賑わいが戻ったとか。さぞかし、北の大地は熱く燃えていることでしょう。

 札幌の大学生有志が「高知の鳴子おどり」をヒントにして始めた祭りも、今では「札幌雪祭り」と並ぶ北海道の一大イベントになりました。(私は直接見学していませんが)、実行委員会代表が秋田に来て行なった講演や北海道で買ってきた祭りの実録ビデオ、テレビ番組などからその企画力とスケールの大きさに、ただただ感心していました。老若男女、全国各地から参加してくる皆さんは、普段から踊りの練習に打ち込み、チームワークを大切にして本番に臨みます。そうした一年間の集大成として「祭りの舞台」がセットされるのですから、盛り上がること間違いありませんね。

 そんな札幌に刺激されて、秋田市で始まったのが「ヤートセ秋田祭り」(主催・同実行委員会)。秋田に伝わる音楽をアレンジして仲間と共に踊る祭りも、今年で10回目です。6月23日(土)午後2時30分から秋田市大町2丁目で前夜祭。本祭は24日(日)午前11時から、同所と通町会場で行なわれます。参加するのはジュニアが16チーム。県内から22チーム、県外から14チームの予定で、年々増えている模様です。昨年はそうした実績が認められて「地域づくり総務大臣表彰」を受賞していますから、こちらも秋田の初夏の行事として定着してきました。

 「自らの手で魅力ある秋田を創りだし、実現させる力を持った人々を増やしていこう」という「ヤートセ秋田祭り」。今年のテーマは「ばんがあ集合」です。札幌に負けないくらい、秋田のパワーを全開してください。

by shouichiro_sato | 2007-06-10 22:15 | 社会・話題 | Comments(0)  

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