「6月の花嫁」
2007年 06月 09日
新郎新婦は、ともに羽後町役場に勤務する長谷山勝哉さんと佐藤亜希子さん。両家の親類や職場の仲間に囲まれて、心温まる披露宴でした。(写真・友人のスピーチに聞き入る新郎新婦)

少子化時代を象徴するように、新郎新婦の二人は共に「跡取り」同士。特に新婦のご両親は複雑な想いだったろうと推察しましたが、「娘の幸せのために了解した」と心情を語ってくれました。私も親戚代表としてマイクの前に立ち、「お二人にはお互いのご両親に感謝して、幸せな家庭を築いてもらいたい。新郎の親戚の皆さんにもよろしくご協力いただきたい」と、祝辞を述べてきました。
秋田県の人口減少率が全国一で、その背景には婚姻率の低下と少子化の進行があることを考えると、「幸せいっぱいの笑顔につつまれた新郎新婦」を見て、独身男女の皆さんには是非とも素敵なパートナーと出会って欲しい、そのための努力をして欲しいと思いました。私も数多くの結婚式に参加してきましたが、5年ほど前からは仲人がいない結婚式や披露宴が大半で、新郎新婦の強い意志が反映されたものばかり。「男性も女性も自分の意思ではっきりプロポーズしないと結婚ができない時代」になってきているのです。
婚姻率が低くなったといっても、きょうの会場には多くの独身男女がお祝いに参加していました。神様は男性と女性のバランスを考えてこの世に誕生させていますから、最後はご本人の意欲の問題でしょう。積極的にアプローチすることをお勧めします。
by shouichiro_sato | 2007-06-09 21:51 | 今日の出来事 | Comments(0)