土砂崩れ
2007年 06月 01日
それから5ヶ月。まだ復旧の見通しは立っていませんが、周囲の山々の緑が濃くなるごとに災害の恐ろしさが浮き上がってくるようで、あらためて自然の猛威に身が縮む思いです。(写真・由利本荘市山内の土砂崩れ現場。左は国道107号の銀河トンネル。下が石沢川。旧国道は川沿いにあり、大量の土砂に覆われて崩壊しました)
そういえば今年の2月17日には、宮城県大崎市鳴子温泉の国道108号で土砂崩れが発生して国道が「全面通行止め」となったため、同市鬼首地区が孤立したニュースがありました。こちらは鳴子と秋田県湯沢市を結ぶ大動脈。仮設道路の整備が突貫工事で行なわれ、大型連休前には(45日ぶりに)開通しています。しかし鬼首や(秋田県側の)秋の宮地域の温泉やスキー場は大きな打撃を受けました。
私も先月、東北ホッケー協会の総会が宮城県であったために同路線を利用しましたが、「どうしてこんな所が崩れるの?」と思われるような現場でした。 「安全・安心な国土づくり」が進んでいるとはいっても、まだまだ油断はできません。道路管理の担当者も、危険防止のための調査・点検に一層の努力をしていただきたいものです。
沖縄・奄美地方に続いて、きょうは九州南部も梅雨入り。大雨や土砂災害、台風、地震などに備えて、心構えだけはしっかり持ちたい日本列島です。
by shouichiro_sato | 2007-06-01 22:19 | 社会・話題 | Comments(1)