「愛の心葉(こころば)」
2007年 05月 14日
さいとうさん(本名・斉藤光子、1958年生まれ)とは友人の紹介で十数年前からの知り合いでしたが、最近になっていろいろな場所でさいとうさんの作品に触れることが多くなり、その上、仲間の皆さんの会話にも度々登場するものですから、ご活躍の様子が浮かんでおりました。実は昨夜、羽後町の盆踊り会館で行なわれた劇団「まどか」定期公演に、さいとうさんの友人である(芸名)星進之介さんがスーパー花形襲名披露として出演するとあって、わざわざ電話で知らせてくれたのでした。私は結婚式があって観劇できませんでしたが家族が行って来ましたので、「素晴らしい舞台だった」と報告。そんな御礼も兼ねて初めて寄らせていただきました。
さいとうさんは1985年に秋田県で最初の事務代行業を立ち上げた女性起業家ですが、94年に出産にともなう出血多量で1週間も危篤状態になり、臨死体験。それから10年間は入退院を繰り返す毎日だったとか。そうした間の不思議な体験を機会に人間(自分)の記憶や意識についての研鑽を積み、割り箸で散文詩を書き始めました。2004年には㈱カルチャーの講座「潜在意識活用法」などの講師となり、06年には書の作品が「マルタ政府観光文化大臣賞」を受賞。その後は国内外の展覧会にも多数出品して入選し、現在は作詩や書、企画・デザインアイテムで癒しの心を提案しているほか、催眠療法ヒプノセラピストとしてカウンセリングや講演活動を行なうなど、活躍中です。
ギャラリーの作品を見た私の感想は、開口一番に「秋田の『相田みつを』ですね」。詩の言葉も独特の優しい文字も、そのまま心に響いてくる感じでした。是非とも多くの皆さんに見ていただきたい作品ばかりです。ファンも増えていますから、県内でも本格的な展覧会を企画したいものです。
(写真は「愛の心葉(こころば)」書の一」の1ページと、さいとうさんのリーフレット)
by shouichiro_sato | 2007-05-14 22:50 | 今日の出来事 | Comments(0)