「かがり美少女」イラストコンテスト

　さすがに、若い人たちの発想には面白いものがあります。

　秋田県羽後町の「西馬音内盆踊り」は、全国を代表する盆踊りとして人気がありますが、この盆踊りをイメージしたキャラクターを作ろうという取り組みが進行中です。名付けて「かがり美少女」イラストコンテスト。盆踊りの輪の中で燃える「篝（かがり）火」から連想したネーミングです。西馬音内本町通り商店会の有志が７月７日（土）夜に開催を予定している歩行者天国のイベントの中で、応募された作品の人気投票を行い、キャラクターを通して故郷の伝統文化に誇りをもち、継承に参画してもらおうというものです。

　こんなアイデアを商店会有志に提案したのは、羽後町出身で現在は愛知県の大学で勉強している山内貴範さん（４年生）。山内さん自身も羽後中学校時代からイラストを書くのが大好きで、仲間の皆さんと技術を磨き、いままでポスターやチラシなどに多くの作品を発表しています。（写真・左上が山内さんの作品）　先日の連休には帰省して、主催者と詳細な打ち合わせを行なうなど、夢の実現に向かって大きく動き出しました。

　募集要項はこれから発表されますが、６月末日が締め切りとか。この際、子どもたちから年配の方まで、男性でも女性でもイラストに興味のある方には是非とも参加してほしいものです。入賞作品は「西馬音内盆踊りグッツ」などに採用されることでしょうし、「２００７年版・公式ガイドブック」にも大きく紹介される予定であり、盆踊りファンの皆さんに愛されること、間違いありません。

　私も今回の企画への応援団の一人として、７月７日の夜には縁のあるイラストレーターに西馬音内へ遊びに来ていただけるよう、お願いしたいと考えています。今年の七夕の夜には（おり姫星とひこ星以上の）大きな出会いがありそうです。

　（付録）　八重桜が満開

　玄関前にある細い枝の八重桜が満開になりました。ようやくカメラ付き携帯電話も使えるようになり、試しに「カッシャ」。そのままメールで送信したらきれいに写っていましたので、皆さんもお楽しみください。