ご結婚おめでとう
2007年 04月 26日
県市町村会館は今から10年位前、旧自治会館が老朽化したために改築され、その建設資金には「自治宝くじ」の収益から自治体に配分されるお金を積み立てていたものが当てられた記憶があります。私も若輩ながら羽後町長として町村会の一員でしたので、改築竣工祝賀会や町村会創立80周年記念事業などに参加しました。
当時、市町村長の中で最年少だった私は、大先輩の皆さんよりも同世代の職員や若い皆さんと話をすることが多く、2次会に集まった職員で唯一の独身だった東海林さんを会長にして、親睦団体「やろう会」を結成したのです。会の名前は(例えば私の選挙の時など)仲間に何かあった時に「皆で激励してやろう」ということから付けられました。例会場は市町村会館の地下にある「館(やかた)」。館の看板、素敵な女将さんは山形県新庄市出身で、私がアメリカで研修していた時の友人のお姉さん。板前のご主人と二人三脚で自治会館の頃から地下で営業しており、「旨い料理といいお酒、手頃な勘定」で評判のお店を作ってきました。
東海林さんは秋田市で建設関係の仕事をしているご両親の一人娘。「県外の方と結婚されるのは残念だ」「秋田にいい男いながったが」などと、皆で彼女を質問攻めにしましたが、幸せいっぱいの表情に納得。秋田に帰ってきた時には(?、里帰りの意味です)、またこの会を開こうと決めて、後任会長の選出は議題になりませんでした。

27日で東海林さんも寿退職。いつも明るく、元気な声で楽しい雰囲気を作ってくれてありがとうございました。ご多幸を祈っています。
(前列中央が東海林さん、女将さんは和服がお似合いです。市町村会館・館のお座敷にて)
by shouichiro_sato | 2007-04-26 20:59 | 家族・仲間 | Comments(2)

