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残念なニュース

 昨夜からきょうにかけて、残念なニュースが続いています。

 県民挙げて飲酒運転の撲滅運動に取り組んでいる時に、秋田魁新報の記者が飲酒運転(酒気帯び)で逮捕され、懲戒免職処分になりました。この記者には免許更新を怠っていた無免許運転の疑いもあり、郷土の新聞社のメンツも丸つぶれ。今朝の新聞には編集局長が自ら、「言語道断、あってはならない事態で深く恥じ入っております」とのお詫びを掲載しました。

 同紙面には社会の番人である前橋地方検察庁の検事が、同僚女性の胸を触ったセクハラ行為で懲戒処分を受け、後に辞職した記事もありました。

 さらに、先月17日の未明に宮城県栗原市の健康福祉課長(当時54歳)が殺害された事件で、逮捕されたのは21歳の男と4人の少年男女。「遊ぶ金がなくて襲った」(河北新報)という身勝手な動機も許されませんが、ことのきっかけは被害者がツーショットダイヤルに電話して出かけていったようですから、驚いてしまいます。秋田県内でも県北の僧侶(31歳)が17歳の少女にわいせつな行為をしたとして、県青少年健全育成条例違反の疑いできょう逮捕されています。都市や地方に関係なく、各地で職務や立場を自覚していない「破廉恥行為」が後を絶ちません。残念なニュース_f0081443_13323261.jpg

 そういえば、秋田市の事務所に行く途中に通った国道398号の(羽後町と由利本荘市との境にある)「女夫坂」。峠を越えたら道路の周囲には空き缶やペットボトルが散乱していました。たぶん冬季間にポイ捨てしたものが雪解けとともに出てきたのでしょうが、ドライバーのモラルも一向に改善されていません。私の住む上到米地区では全戸が参加して、毎年4月29日(祝日)の午前6時から峠のクリーンアップを実施しますが、その度に「何でこうするの」とボヤク声が上がります。事柄の大小は別にして、身近なところでも「社会のルールを守る」道徳心が揺らいでいます。

by shouichiro_sato | 2007-04-24 20:57 | 社会・話題 | Comments(0)  

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