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県庁OBのみなさんと

 ご縁があって、県庁OBの有志で組織している会合に参加させていただきました。出席者の最高齢は羽後町出身の大先輩、後藤孝一さん(83歳)。私が初めて県庁という役所を知り、様々な分野の皆さんと出会ったのは今から34年前。その頃、秘書課長だった後藤さんは行政組織に無知な私に(同郷の縁で)何かと便宜を図ってくれ、アドバイスをしてくれました。以来、秋田市近郊に在住している羽後町出身者の会や、県庁の湯沢・雄勝会などでお会いしていましたが、今夜も元気な姿に接しました。

 当時の知事は、「若い世代のかけ橋に」をキャッチフレーズとする故・小畑勇二郎さんでしたから、農業青年の学習組織である農業近代化ゼミナールはもちろん、県連合青年会などの青年団体の行事にも積極的な支援がありました。その知事と青年達との「橋渡し」役が、後藤さんです。知事のスケジュールが混んでいると、夜間に秋田市中通りにあった知事公舎に時間をセットしてくれたり、調整役で奮闘していたころの懐かしい話を聞き、時間も忘れて話し込んでしまいました。

 県青年の家を拠点に、秋田の将来を担う人材育成のための様々なプログラムがあり、中でも「訪ソ青年の船」では毎年多くの青年たちが小畑知事と一緒に、異文化体験を通して自己研鑽に努めました。そうした青年活動の経験者が今、県内の種々の分野でリーダーとして活躍しています。「当時の皆さんに会うのが楽しみだ」と語る後藤さん。私は恩師と出会った教え子のような気持で、嬉しくなりました。

by shouichiro_sato | 2007-04-19 23:42 | 家族・仲間 | Comments(0)  

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