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「300」号になりました

 「さとう正一郎日記」は、きょうで通算300号を迎えました。

 さて、「300」と書いて思い出した人がいます。先日行われた岩手県議会議員選挙・花巻選挙区(定員4)で、再びトップ当選を果たした高橋博之さん(無所属・32歳)です。昨年2月の補欠選挙に出馬して見事にトップ当選した高橋さんは、政党や組織に頼らない「草の根」の政治活動と選挙運動を貫いてきました。この一年間で開いた県政報告会は140回。衆議院議員秘書を経て出身地の花巻市に戻り、街頭演説を始めたのが平成16年11月1日。以来、毎日2時間の街頭演説(辻立ち)は、連続29ヶ月になっているとか。「地盤」「看板」「かばん」のない高橋さんにとって、有権者に直接訴えることで県民の心を動かし、支持者を拡大してきたのでした。

 その高橋さんが今回の選挙でとった手法は、得意の「街頭演説」。なんと、9日間の運動期間中に300回を目標にしたのです。1日平均で、33.3回。街頭で許されているマイクの使用時間は午前8時から午後8時までの12時間ですから、1時間に3回はマイクを持って話していることになります。平均の演説時間は10分間位とはいうものの、大変なことです。最終日のマイク収めで300回を達成したそうですが、見事というしかありません。当然、選挙カーでの連呼は少なくなり、売名行為よりも「自分の思いや政策を直接聴いてもらい、納得したうえで投票してもらいたい」という信念で選挙戦に臨んだと、高橋さんのブログにありました。

 高橋さんは、「選挙で選んでいただいた以上、報告する義務がある」と、投票日翌日の9日朝から街頭に立っています。そして有権者にも、「選んで終わりでなく、しっかりと私の活動をチェックして欲しい」と言っています。優れた政治家を輩出してきた岩手県で、新たな「地殻変動」が始まっているのですね。高橋さんのホームページには毎日の街頭演説の予定が掲載されていますから、是非とも会ってみたい、お話を聞いてみたいと思っています。

 皆さんも、「高橋博之」のHPをご覧ください。このHPは、全国の政治家のHPでも最も優れていると評価されているもので、私も「お気に入り」に登録して学習のテキストとして活用しています。

by shouichiro_sato | 2007-04-13 21:57 | 政治活動 | Comments(0)  

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