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当選おめでとうございます

 県議会議員選挙の開票が進んでいます。話題の選挙区や注目されていた候補者の開票結果に、一喜一憂しながらテレビの特別番組を見ています。

 私自身も今までに町議選3回(3回当選)、町長選5回(2回落選しその後に3回当選)、知事選1回(落選)の経験がありますが、どの選挙でも「精一杯頑張った」という思いがあるためか、「結果は後からついてくるもの」と開き直り、開票を待っていた記憶があります。当落それぞれの立場を経験している者としては、結果はもちろん大事ですが、それ以上に自分を支持してくれた一票一票の積み重ねが得票数になっている、「重み」と「責任」を感じたものでした。

 そうした中で、いつも「不愉快」に思っていることが一つあります。それは当選した候補者や支持者がよく言う「良識の勝利だ」という言葉です。先ほども、東京都知事選で3選を決めた石原慎太郎氏が「都民の良識が選んでくれた」と述べていましたが、当選者を支持した人が良識があり、それ以外の人は良識がないような発言には憤慨してしまいます。石原氏は「反省」と「信任」を前面に出した選挙戦だったと報道されていたものの、当選の喜びの声がこれでは・・・・(これからの4年間も同じでしょうね)。

 首長の椅子は一つ。議員も選挙区ごとに定数がありますから、いくら優れた候補者でも得票が少なければ当選できません。ですから、当選された皆さんには落選した他候補の得票数もしっかり心に刻んで、謙虚な姿勢で(有権者の期待に応えるよう)頑張ってもらいたいと思います。

 尚、全県平均の投票率は67.87%で、前回を1.61ポイント下回って過去最低を更新したとか。約30万人の有権者が棄権していることになり、チョッと気になります。県の政治に無関心なのか、それとも意中の候補者がいなかったのか・・・・・。

by shouichiro_sato | 2007-04-08 22:26 | 秋田県 | Comments(1)  

Commented at 2007-04-09 18:27 x
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