「初七日」
2007年 03月 22日
特に、隣家に住む母の兄・原田儀八さんは88歳。父の先輩であり良き相談相手であっただけに、亡くなった事を聞いてからは元気を無くしていたようでしたが、久しぶりに我家に来てくれて、祭壇の前では長い時間、手を合わせておりました。さらに、父の兄弟で二番目の長谷山タカさんは80歳。足腰が不自由で、きょうは高瀬ケアセンターでお風呂に入ったあと、息子さんに抱えられて、何年かぶりに実家に来てくれました。お二人とも葬儀の当日は体調が悪くて参加できなかったのですが、父と一番近い存在だっただけに、言動の一つひとつに何ともいえない哀惜の情が感じられ、私まで目頭を熱くしてしまいました。
そういえば葬儀の前夜に行われた納棺の際、毎日のように家に来ていた近くに住む父の弟が、父の手をとって「直ぐに私も行くから・・・」と絶句した時には、私も居合わせた皆さんも、涙を流してしまいました。高齢者が多い地域とはいえ、身近な人が亡くなることは悲しいこと。きょうは一日中、訪ねてくれた皆さんと父の思い出話に明け暮れてしまいました。
それにしても、父が亡くなってからの一週間が、あっという間に過ぎました。地域の慣例によって、「仏様」は三七日(3週間)我家に置いて、「仏送り」は4月8日(日)の予定です。それまでは私も喪主としての役目を果たしたいと思いますので、様々な失礼をお許しください。
by shouichiro_sato | 2007-03-22 22:51 | 家族・仲間 | Comments(0)