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県議選、告示まであと10日余

 やはりこの人は、黙っていることができない性格なのでしょう。

 県議会議員選挙の告示が30日に迫るなか、昨日(18日)、寺田知事は立候補を表明している与党会派などの現職と新人の候補予定者、4人の総決起集会に相次いで出席しています。知事が訪れたのは大仙市仙北郡、北秋田市郡、大館市、鹿角市郡の各選挙区。「子育て・教育支援新税構想が議会から批判を浴びるなか、改選後の与野党の構成が残り2年の知事の県政運営に影響を与えるのは必至。与党勢力の過半数(23人)確保を目指す知事の応援演説にも、熱がこもっていた」と、読売新聞は伝えています。

 今のところ、焦点となっている「子育て・教育支援新税」の導入について、賛成を表明している候補予定者は一人もいませんが、寺田知事を招いて決起集会を開くことは、当選後は「従順に知事の言うことを聞きます」と、約束しているようなもの。陰にまわれば知事の県政運営についての批判をしても、表面では知事を利用して選挙に臨むという、4年前と同じ活動が活発になってきました。

 知事サイドから「出席したい」と働きかけているのか、それとも候補予定者の陣営から知事に「来て欲しい」と依頼があるのかわかりませんが、来週の日曜日にも県南の現職・元職の集会に出席する予定があるそうですから、寺田知事はこの種の集会が大好きなようです。

 ところで、早くもポスター掲示板が設置され、今週末は各陣営の決起集会もピークに。いよいよ選挙ムードも盛り上がってきます。当初は4月中旬まで、岐阜県で仕事の予定だったものの、父が亡くなったことで今後は岐阜には戻れません。ただ、喪が明けるまでは対外的な活動は控えたいと思いますが、今後の県政の方向にとって重要な意味をもつ県議会議員選挙を身近で体験できることは、幸運でした。父が(私を)秋田に引き戻してくれたのでしょうか?

by shouichiro_sato | 2007-03-19 22:28 | 秋田県 | Comments(0)  

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